RMT問題、ぷよぷよ類似性などで話題の「マジカルストーン」大会が中止に

ぷよぷよのトッププレーヤー・れそ氏が音頭をとり、ぷよぷよのプロ化(eスポーツ化)をうたって公開されたパズルゲーム「Magical Stone」(マジカルストーン)。しかし、ゲームは本家ぷよぷよを開発したセガの許諾を受けないまま模倣して作られたものであり、さらに、れそ氏が現在のゲーム業界を蝕むRMTで収益を得ていることを認めるなど、ゲーマーのみならず多方面から批判を受け炎上していた。

れそ氏はRMT行為について謝罪し、「第一段階として、ドラゴンクエストXのRMTを廃止、廃業」すると発表し、事態の沈静化を図る。

マジカルストーンの大会は中止、eスポーツプロチームも解散

しかし、批判の声は止まず、マジカルストーンは6月に開催予定だった公式大会(賞金総額180万円)を中止すると発表した。合わせてSteam配信「Steam Greenlight」の登録についても削除している。

また、れそ氏が関わるぷよぷよのプロゲーミングチーム「Samurai Frontier Gaming」も、「スポンサー企業へ迷惑がかかる」「プロチームとしての活動意義を失いプレイヤー個人の今後の活動に支障が出かねない」という2点の理由で解散が発表されている。

ネットでは、RMTという法の隙間を狙って稼いだグレーな金を、マジカルストーンの大会で賞金として配ることは、マネーロンダリングだと指摘する声も多かった。

ゲーマーの地位向上やeスポーツの振興など、掲げる理念は素晴らしいだけに、今後の展開が気になるところだ。

(画像は公式サイトより)

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